ジョジョジョ・メモリーズ

ジョーカーズと戯れる紙のオタクの日記

「私もEDHやりたいな!」〜DMEDHデッキ分類解説①〜

どうもShinです!

最近都内でも交流会が増え、各地でEDHの交流会が開催されています!(個人的には全部に参加したい…!)

そんな様子を見て「EDHやりたいな!」と思う方も多いと思います。

という訳で今回は、EDHのデッキの組み方やデッキタイプ、また入門用のEDHデッキのサンプルリストについて考察していこうと思います!

ひとつの指針として、「イベント用の安価な貸出・配布デッキ」を最終的にひとつ考案できればと思っています。

↓埼玉EDH交流会の貸出デッキ


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※この記事はEDHのルールと規制リストを把握している前提で作成しております。

EDHについて初めて知った!という方はまずはDM:Akashic Record様をご覧の上こちらの記事を読んで頂けると幸いです。

http://dm.akrecord.com/variantrules/Reading/dmedhrule

 

まずはEDHにおけるデッキの構成について書いていこうと思います!

 

目次です。

  1. EDHにおけるデッキタイプとは?
  2. 統率者の役割
  3. 各色の特性と汎用カード
  4. 終わりに

 

 

 

 

 

1.EDHにおける「デッキタイプ」とは?

 

DMEDHにおける「デッキタイプ」は実は明確にはありません。例えば、《天気君》などの5色統率者に関していえばシノビやドローソース、マナ加速のカード等、大まかな採用カードは変わりませんがコンセプトや細部に違いが生まれ、無限に細分化できてしまいます。

その為今回は大まかに「コンボ」「コントロール」「ビートダウン」に分けていこうと思います。

 

・コンボデッキ

多くのEDHデッキがこれに該当するのではないでしょうか。統率者による具体例を上げるとすると《超新星グランドクロス・アブソリュートキュア》統率による退化、《メガ・メイキング・ドラゴン》や《BAKUOON・ミッツァイル》などの大量展開カードを活用した《天気君》統率などでしょう。

EDHにおいてはそのゲームスピードとスロットの豊富さから通常構築では採用されないようなカードを多く採用しているプレイヤーが目立ちます。また多くの場合、ビートダウン・コントロール共にコンボを内包しているのですが特にコンボを重視した構築は当然あるのでこの分類を使いました。

特色として、エクストラターン、エクストラウィンの禁止、同名カード同一ターン使用不可(所謂「二度漬け禁止」)のルールによってループコンボがほぼ無いに等しいです。

その為ワンショットやそれに必要なパーツを揃える為のコンボが多く見られます。《呪紋の化身》や《単騎連射マグナム》、《瞬封の使徒サクラダ・ファミリア》のような受け札を抑制するカードを展開する物が代表的ですね。

 

・ビートダウン

文字通り《無頼勇騎 タイガ》《熱湯 グレンニャー》《希望の親衛隊 ラプソディ》統率など、統率者を用いて序盤から攻撃するデッキタイプです。主に統率者でドローしながらクリーチャーを並べて勝ちに行くデッキなので、統率者のルールを覚える点で初心者向けと言えます。2色から3色の構成であり、G・ゼロや自身が軽減を持つクリーチャーが統率者になることも多い為、慣れと共にパワーを上げていくことも可能です。

EDHは《サイバー・ブレイン》が解禁されていたり、先攻ドローや統率者ドローなどの手段がある為手札が枯れにくいゲームです。

その為ビートダウンとは相性がよくゲームスピードも上がるため非常に好まれるデッキと言えます。

 

・コントロール

コントロールとなると4色や5色が多いでしょうか。豊富なシノビやトリガーで受けつつ、《悪魔神バロム・クエイク》などによる封殺、《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》《スペリオル・シルキード》《ドキンダム・アポカリプス》による盤面全体除去、《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》《マナゴリラ》等のブーストと必要な要素が全て揃っており、ゲームスピードの遅さから頻繁に目にします。

やはり《天気君》の存在が大きいでしょうか。カードプールも広く、構築も多様です。

またEDH独自の要素として、プレイヤーのヘイトをコントロールする「ヘイトコントロール」があります。多人数戦でしか使えないデッキタイプであり、上級者向けと言えるでしょう。

 

 

2.統率者の役割

https://jojojojokers.hatenablog.jp/entry/2019/01/08/155801

以前の記事で少し触れていますが、EDHは統率者によって使える文明が決まってきます。

その為、統率者にどのような役割を持たせるかでデッキのコンセプトが変わってきます。

 

・1色統率者

《罰怒ブランド》《メラビート・ザ・ジョニー》のように統率者がフィニッシャーとなっているものから、《超煌ノ裁キダイヤモン将》《盗掘人形モールス》のようなサポートカード、《凶戦士 ブレイズ・クロー》や《希望の親衛隊 ラプソディ》のようにドロー目的のウィニー、《ボントボルト》《メガ・マグマ・ドラゴン》《オラマッハ・ザジョニー》のような相手の盤面を威圧する用途のものまで様々です。

多くが元のコストが低いか、コスト軽減やGゼロを持ちスピードアタッカーや進化クリーチャーとして出たターンに統率ドローをするか、またはサポートに徹するカードと言えます。革命ゼロトリガーの成功率の高さも単色の特徴でしょうか。


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・2色統率者

《飛散する斧 プロメテウス》《無頼勇騎タイガ》《熱湯 グレンニャー》《天災超邪 クロスファイア 2nd》などが代表的です。

2色と1色の違いは1色がコンセプト、もう1色がサポートに回れる所でしょうか。

青や緑でリソースを稼ぎつつ、赤や黒で攻めたり白で守ってという動きができます。


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リスト提供:

5000GTさん(@5000GT__RIOT)

 

・3色統率者

《希望の守り手》シリーズや《偽りの王ヴィルヘルム》が有名でしょうか。大体のことはできる感じです。2色統率との違いはコンセプトに合わせて多様な汎用カードを搭載できる点です。その代わり、汎用カードに構築を引っ張られてしまいかねないので安定したコンセプトが必要です。


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リスト提供 Terryさん (@k0_Terry199803)

 

・4色統率者

ゴッド統率者にのみ唯一存在する色です。

参考までにゴッド統率者の一覧です。

ゼンアク(白青黒緑)
ヘヴィデスメタル(黒赤)
ヘヴィデスぺ

ラードメタル(黒赤)
ゲキメツ(黒赤)
ペガサスレオパルド(白緑)
起源神(白青黒)
創世神(白青)
神王(赤緑)
神帝(青黒)
ガリョウテンセイ(赤緑)
ルドヴィカレオパルドⅡ世(白黒)
五元神(5色以下)
ケミカルアンダーワールド(青黒赤緑)
オービタルアンダーワールド(黒赤緑)
ケミカルプロティジー(白青黒)
オービタルプロティジー(白青黒赤)
オットードッコイ(白青緑)
イザナオルフェ(白青黒)
ゴートタウロス(青黒赤)
アロロパロロ(黒赤緑)
ゴウリキ(白赤緑)
ガナストラガラサラマ(白青)
キキカイカイ(青黒)
ギリトラワンガギリメノアイル(赤緑)
ロマノフ(赤黒)
バルザックオルメガス(赤緑)

 

5色から1色抜けている為、5色にして余計なスロットを使わなかったり無理に5色統率者にせずに統率者を運用できるメリットがあります。


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リスト提供:ベータさん (@wa2saekano)


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リスト提供:もるたーくさん(@DMYP555)

 

・5色統率者

5色統率者は全11種類。

その中でも《天気君》統率の使用率は飛び抜けて高いです。


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リスト提供:Terryさん


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リスト提供:ジャック@¥250さん(@mj_sterdust)

天気君はスピードアタッカーであるため、統率ドローがしやすい最軽量の5色統率者である他、封印のケアができるなど他の5色統率者よりも優れた点が多いです。

 

3.各色の特性と汎用カードについて

・白の規制の特徴と使われ方

《D2J ジェルヴィス》が初期盾の多さからの早期登場が狙えるため統率禁止である他、《聖霊王アルファディオス》、《光神龍スペル・デル・フィン》のような大規模なロック、《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》のような豪快な踏み倒し、《ホワイトアウト》、《獅子頂龍 ライオネル》、2色以上禁止の《聖霊イカズチ》、4色以上禁止の《煌メク聖壁 灰瞳》のようなゲームを長引かせるカードが多く禁止になっており、白入りのデッキもその特徴が強いです。その為初期ヘイトも高く、狙われやすい色ではあります。

・代表的な汎用カード


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《ゲット・レディ》

主に攻撃的な白で見かけます。貴重な単色のドローソースであることに加え、優位に立っているプレイヤーとのリソース差を埋めることができます。


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《アポカリプス・デイ》

白単で警戒すべきカードの1枚。盤面リセットが目的です。


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《煌メク聖壁 灰瞳》

3色以下で白がある場合《オヴ・シディアDG》と同じぐらい見かけます。

強力な延命カード。


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《光牙王機ゼロカゲ》

《光牙忍ハヤブサマル》の2枚目として運用されているのをよく見ます。EDHはマナが安定してあるので、ニンジャ・ストライクの条件を達成しやすいです。

 

 

・青の規制の特徴と使われ方

無色の次に規制の少ない色です。全体ランデスとなる《神々の逆流》、シールド操作ができる《マーシャル・クローラー》、豪快な踏み倒しである《正体不明》と2色以上ですが《エンペラー・キリコ》などであり、単色以外ではサポートに回る事の多い色です。

 

・代表的な汎用カード


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《斬隠オロチ》

代表的なシノビです。攻撃中の相手を除去したり、自分の受け札を拾ってきたりとEDHを盛り上げてくれます。


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《サイバー・ブレイン》

強力なドローソースです。《蒼狼の始祖アマテラス》等から打てる点も優秀です。

 

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《蒼狼の始祖アマテラス》

《クイーン・アマテラス》

デッキの中の好きな呪文になります。


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《サイバー・N・ワールド》

リセットカードです。優位に立っているプレイヤーのリソースを消せます。《龍波動空母エビデゴラス》が即龍解します。墓地リセットだけですが《龍素記号xf クローチェ・フォーコ》等もリセットカードとして機能します。

 


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《龍波動空母エビデゴラス》

《パック・リーマン》の登場により、緑と青のいずれかが入るならば次元にあって損のないカードになりました。龍解も簡単にできるためアタッカーにもなります。


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ガンリキ・インディゴ・カイザー》

強力なロックカードです。《卍月ガ・リュザーク卍》などと同じくプレイヤーへのヘイトは向きますがコントロールには最適なカードです。


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《水晶の記憶 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー

《クリスタル・メモリー

インパクトになり、2枚の搭載が可能です。ハイランダーであるEDHにおいて、コンボパーツを揃えるのに重宝します。

 

 

 

・黒の規制の特徴と使われ方

《悪魔神ドルバロム》《悪魔神バロム/バロム砲》に代表される全体ランデスや《追憶人形ラビリピト》による全体ハンデス、《ラトリエ・ロプション》《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》のような豊富な蘇生カードの存在により、1番規制の数が多い色です。

 

・代表的な汎用カード


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《ロスト・チャージャー》

EDHでは主に好きなカードを墓地に落とすのに使います。ロスチャゲートができるのもEDHならではです。



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インフェルノ・ゲート》

DM版《死者蘇生》。《魔龍バベルギヌス》等から更に蘇生することも可能です。


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《魔龍バベルギヌス》

なんにでもなれるカード。《ロスト・チャージャー》から落とすのも良いでしょう。


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《卍月ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺》

強力なロックカードです。ランデスができないEDHにおいて場にあるだけで他のプレイヤーへの圧力になります。下も全てのプレイヤーの墓地を参照する為、トリガーとして使える場面が多いです。

 

・赤の規制の特徴と使われ方

単色でのヘイトは最も低い色です。規制となっているカードの多くは、統率禁止の《暴龍事変ガイグレン》や《B-暴 “砲台”ストロンガ/絶対無敵シールド》、2色以上禁止の《燃える革命 ドギラゴン》のように連続攻撃や敗北回避を持つ物、《アイアン・マンハッタン》のように1人のプレイヤーに集中攻撃になりかねないカード、《エクス・リボルバー・ドラゴン》のようなランデスに、《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》のような豪快な踏み倒しです。

全体の規制で見れば青の次に規制が少なく、程よい攻撃性能を持っています。

 

・代表的な汎用カード

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《暴龍事変 ガイグレン》

一時期は規制カードでしたが、解禁されその性能は他のフィニッシャーの追随を許しません。無限攻撃と選ばれた時の全体除去でゲームを出しただけでほぼ終わらせることができます。オロチには滅法弱いですが…


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《単騎連射 マグナム》

通常でもお馴染みの受け札抑制カード。横に添えるだけで仕事をしてくれます。


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《ジ・エンド・オブ・エックス》 

赤の入るデッキならば採用間違いなしのトリガーです。封印によって《ジョット・ガン・ジョラゴン》等の無色カードを消せる他、確定除去になる為優秀なカードです。ジスタジオエデン等を突破する事もできます。


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《伝説のレジェンド ドギラゴン》

敗北回避とタップキルで延命に役立つカードです。

 

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《燃える革命 ドギラゴン》

敗北回避、無限攻撃と終盤において絶大なパワーを誇ります。

 

 

 

・緑の規制の特徴と使われ方

《自然星人》《クリスタル・フュージョン》のような大規模ブースト、通常構築の殿堂レギュレーションから《母なる大地》、《ベイBジャック》と言った感じで、1人のプレイヤーが過剰にマナを得られないような規制となっています。規制枚数も最大です。

しかし《爆進 イントゥ・ザ・ワイルド》や《マナゴリラ》と言ったブーストカードがない訳ではなく、程よいバランスで加速していくことが可能です。

 

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《爆進イントゥ・ザ・ワイルド

一時期の規制から解放され、現在は無制限です。主に3マナブーストとして運用されます。2→4→6で4〜5ターンに10マナを達成することができます。

 

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《マナゴリラ》

規制緩和の原因となったカード。《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》のクリーチャー版と言えます。進化クリーチャーなのですぐ攻撃でき、《ドンジャングルS7》から出る点も優秀です。



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《剛撃古龍 テラネスク》

回収か加速か選べる優秀なカード。革命チェンジ元にもなるため多くのデッキに採用されています。

 

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《コレンココ・タンク》

回収の範囲は《剛撃古龍テラネスク》より少ないですが、大型グランセクトを主体としたデッキにおいてはテラネスクの2枚目となるカードです。

 


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《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》

クリーチャー面は安定した加速、呪文面は除去と踏み倒しを持つ便利なカード。通常構築で見かけることも多いですが、EDHでは更に見かけます。

 



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《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》

クリーチャー面がトリガーやCipクリーチャーに対する抑制になり、加速とマナ回収になる呪文面を持つカードです。

このカードを始め、《ブラッサム・シャワー》、《一極両得マクノカ&ヌクノカ》、《ガーデニング・ドライブ》など、マナ回収カードは多く採用されている印象です。


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《ドンジャングルS7》

最強カード。盤面に触りつつ攻撃誘導、7000以下のクリーチャーを呼べるなど活用方法は多岐にわたります。

 


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《母なる紋章》

お手軽踏み倒し。EDHではどの色でもある程度マナはあるので、自由に入れ替えることが出来ます。


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《パック・リーマン》

裁定によりドラグハートを装備できたり、相手のCipを使っての2面以上の除去と汎用性の高いカード。

 


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《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》

リセットカード。《ドキンダム・アポカリプス》によってばらまかれた封印を外したり、盤面を更地にしたりと活用方法は多いです。

 


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《スペリオル・シルキード》

リセットカードであると共に、離れた時に10コスト以下のクリーチャーを出すことができます。《幻影ミスキュー》などの効果で更にクリーチャーを呼び出すことができます。


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《ボントボルト》

緑の入るデッキではよく見かけるカード。盤面のクリーチャー全てを参照し、正面からの攻撃を回避できる為、統率者として運用されることもあります。

 

・無色の規制の特徴と使われ方

ジョーカーズによって無色単も構築することが可能になり、タッチで入っている構築を見かける事は多いです。ゼニスが1枚制限なのもあり、採用は好みによる部分も多く、規制数は1番少ないです。各色の規制カードに見られる特性をマイルドにしたものが規制リストにも多く、特筆するべきは「ラストパトロール」と変わらない場面を作れてしまったりする《Vチャロン》ぐらいでしょうか。

 

・代表的な汎用カード


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《オヴ・シディアDG》

延命カードのひとつです。トリガーの《終末の時計クロック》でターンを飛ばしたりする事もできますが、基本的には盾の追加が目的です。

 


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《「逆相」の頂 オガヤード・スンラート》

無色カードを回収できるのはもちろん、他のプレイヤーのマナを全て参照して軽減が入るため統率者としても運用されます。

 

・多色カードの規制の特徴と使われ方

統率禁止の《トップ・オブ・ロマネスク》《風の1号ハムカツマン》《電脳鎧虫アナリス》を始めとして《龍仙ロマネスク》《倍返しアザミ》《強奪者 テラフォーム》のように多くの加速を含むクリーチャー、3色制限の《偽りの悪魔神デス・マリッジ》や4色制限の《聖鎧亜 キング・アルカディアス》のように、単色クリーチャーより強力なロックを持つクリーチャー、4色制限の《蒼き団長ドギラゴン剣》《宿命のドギラゴン銀刃》などの踏み倒しクリーチャーが規制されています。

多色クリーチャーの汎用性はどれも高いのですが、特筆するべきだと判断したクリーチャーのみを書こうと思います。

 


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《ドキンダム・アポカリプス》

リセットカード。封印という最上級除去で相手のプランを崩せる他、展開している相手のデッキ破壊にもなります。

 

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《宿命のドギラゴン銀刃》

ガチャを使うカードの中でも赤緑のドラゴンから革命チェンジで登場し、出撃で後続を展開しながら攻撃する強力なカードです。

EDHではガチャカードが多く使えるのも魅力の一つです。

 


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《未知なる弾丸 リュウセイ》

1人のプレイヤーに対してランデスをすることが可能なカードです。優位に立っているプレイヤーを牽制する為に運用されます。

 

4.終わりに

いかがでしたでしょうか?

EDHがどう言ったゲームかわかるように書いたつもりですが、こればかりは実際ゲームをしてみないと分からない点も多いです。

汎用カードや色ごとの特性を踏まえ、次の記事では実際に貸出デッキのサンプルリストをひとつ考案してみようと思います!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

記事の改善点、誤字脱字等はTwitterまでお願いします。

@Jokers_Jojojo