誰もが楽しめるDMを〜女性カードゲーマー問題〜
どうもShinです。
Twitterお気持ち表明では飽き足らずブログにすることにしました。
前から書こう書こうと思ってた話題なんですが、僕自身が男性の立場からしか見れない為にどうしても視点が男性よりになってしまい多くの方々とギャップを産んでしまうのではないか?
そう考えて保留にしてきた記事のひとつです。
それはズバリ「女性DMPのプレイ環境」問題です。
DMPに限定している理由は、僕自身が他のTCGにおける女性層への把握ができていない為です。
目次です
1.そもそも女性DMPはいるのか
2.視点の違い
3.具体的な環境作りについて
4.終わりに
1.そもそも女性DMPはいるのか
地域差はありますが、確かにユーザーとしては一定の数はいます。その中にはCSでトーナメントプレイヤーとして活躍する方、好きなカードで遊ぶ方、カードには触れずアニメや漫画を楽しむ方と様々です。(最後はプレイヤーの方ではないので「DMP」と呼べるか怪しいですが)
GP等の大型イベントでようやくお会いすることも増えてきましたが、やはり男性ほどはいません。
そもそもが「小学生男子向けゲーム」であることから触れる機会がなかった事、中々男性ばかりの環境に入って行きづらいこと、そもそもそういったトーナメント環境に対して重きを置いていない方が多い事などが理由でしょうか。
2.視点の違い
CSサポート、DMPランキング、GP・超CSと言った大型大会の増加によりデュエル・マスターズは近年急速に競技層へのサポートをプッシュし始めました。
背景には少子化による本来のユーザー層の減少、子供の頃に遊んでいた世代が復帰するようになったなど様々な要因があるとされていますが本筋から逸れるため割愛します。
DMをただ楽しむだけでなく競技として楽しむユーザーが爆発的に増えました。
その為、今のデュエマユーザーの多くは「勝つ事」を目標にしています。
有料記事や動画による情報の氾濫、都市部では毎週のように公認CSが開かれ多くのプレイヤーが鎬を削っています。
僕自身も環境プレイヤーの端くれなので、こう言った環境でプレイすることが楽しいですし、勝つ事を求めています。
女性DMPの中にもその「勝つ楽しさ」を求めてプレイされる方はもちろんいます。
ですが、デュエマの楽しさはそれだけではありません。
「あんなカードを使って楽しくデュエマしたい!」「あのキャラのあのカードを使って自分もデュエマしたい!」
そういった方がいることもまた事実です。
自分の“好き”を詰め込んだデッキを組んでみると、競技プレイヤーの中には「勝つことを考えていない甘えたデッキ」と言う方がいます。
「求めているもの」が最初から違うので、「甘え」でも「勝つ事を考えていない」訳でもなく「このデッキでやりたいこと」をしているに過ぎないのです。
草野球選手全員がプロを目指している訳ではありません。ボールを追いかける楽しさを求め、勝っても負けても汗を流すことが楽しいという方もいます。
男性のファンデッカー・ガチデッカー論争に対しても同じことが言えるのですが、この両者に対しては「干渉しない」という事が恐らく最善の解決方法なのだと思います。
楽しみ方に優劣などないのですから。
本題に戻ると、そもそも視点が違う方々がCSに出る!となるとあまりに障害が多すぎます。いわゆるファンデッキでCSに出る、というのは登山をするのにハイキングの装備で行くようなものなので非常にハイリスクです。
その為、ユーザーのニーズに合わせた環境が必要だと感じます。
3.具体的な環境作りについて
僕が女性になれたらやります。(完)
…というのは冗談で、やはり女性の方にあった環境が必要です。
理想だけを述べてしまうと
・参加者は女性のみ
・清潔感のある建物、女性スタッフ
・自由に交流ができるようなタイムテーブル(具体的な試合時間を定めない)
・充実したサブイベント
こう言った環境が必要だと思います。
女性のみのイベントを開催する点で最大の障害はその少なさです。
ユーザーがCSプレイヤー等と比べるとあまりに少ないため、イベントとして成り立たせる事が非常に難しいです。
店舗様や企業で取り組まれているようですが中々難しいと感じます。
4.終わりに
いずれデュエマには僕達の次の世代が入ってきます。
その中にも女性が少なからずいると思います。
そう言った方々が快適にデュエマを楽しめるように、僕も微力ながら頑張ろうと思います。
願わくば、老若男女関係なく皆が楽しく快適にデュエマができますように…
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@Jokers_Jojojo