BBP徹底解剖!謎のパックで遊び倒せ!〜僕らの全力EDH!Vol.2〜
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十王編の情報も徐々に出る中、まだまだ調査中のこのパック!
「謎のブラックボックス・パック」がEDHに与えた影響は計り知れない!
徹底的に考察していきましょう!
それでは僕らの全力EDH!Vol.2、大遅刻ですが始まります!
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どうもShinです!ご無沙汰しております。
私の近況はといえば最近はまちカドまぞくにどっっっっっっぷりでございます。
半年前に知りたかったですね…
まだの方はぜひぜひ見てみてください。純粋におすすめです。
今回は謎のブラックボックス・パック」のEDH的プール考察がメインテーマ!
先日発表されましたアカシックレコードによる新禁止制限改定についての感想もセットです!
1.新規禁止制限リストについて
全容は例によってこちらからどうぞ。
今回私が注目したのは以下の5種類の規制カードと勝利シリーズの解禁、ゼニスの解禁についてです。
・禁止改定
〜3色以上での禁止〜
《BUNBUN・ヴァイカー》
赤入りのビート色の強いデッキで多く見られました。超天編1年を通してのGRクリーチャー全体のカードパワー上昇により発射されるものが強力になったほか、BBPの《その子供、可憐につき》の恩恵を非常に受けているカードと言えます。
《単騎連射マグナム》
同じく赤入りのビート色の強いデッキで多く見られました。総じて3色ビートダウンに置いてのフィニッシャーとなり、《マリゴルドⅢ》などで手軽に出せるようになった印象を受けます。
この両者に共通して言えるのは「GRクリーチャーはヤバい」ということなのですが、3色以上のビートデッキの「単騎+封殺クリーチャーを添えて勝つ」という動きが強過ぎた印象も受けるのでこの2枚には2色以下での活躍に期待したいですね。
〜統率禁止〜
《デュエマボーイ・ダイキ》
自壊しない《電脳鎧冑アナリス》とも言える1枚。
攻撃に参加してドローを稼ぐ場面も多く、他のヒーロー同様に統率者として活躍していました。
《霞み妖精ジャスミン》
遂に自壊ブースト全員にテコ入れが入った、という印象を受けます。
2→4→6の動きを安定させる点に置いてこれ以上ないぐらいの適任であり、近年のグランセクトをはじめとする緑の大型クリーチャーのパワー向上もあり非常に強力な統率者でした。
先ほどとは対照的に、ビックマナへの牽制とも言えます。
しかし、彼らが解放されてこれまでとはまた違ったビッグマナが生まれるかもしれません。
・ゼニス解禁
種族にゼニスを持つカードは、デッキに1枚しか入れることができません。
長らくの間存在していた、ルールによるゼニスの枚数制限が緩和され、複数枚のゼニスの投入が可能となりました。
これにより《天運ゼニスクラッチ》のバリューが上がったのはもちろんのこと、ストーリー的にも熱い《「終焉」の頂オーエン・ザ・ロード》《「創世」の頂セーブ・ザ・デイト》の共存が可能になるなどさらに構築の幅が広がりました。枠の縛りがなくなったことにより、5色デッキに置いてはフィニッシャーとしてその性能を遺憾無く発揮してくれることでしょう。原点とも言えるMTGから《引き裂かれし永劫、エムラクール》も参戦したばかりですし、今後も豪快なデッキが見れそうで楽しみです!
・勝利セット解禁
BBPに収録された《エンジョイプレイ!みんなの遊び場!GANGPARADE!》の構成カードたちに対抗するかのように《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》の構成パーツ、通称「勝利セット」の面々がトリオ禁止から外れ、同時に使えるようになりました。
《超次元ホワイトグリーン・ホール》のシールド操作とマナ回収のついでに出てくる《勝利のプリンプリン》の印象が非常に強いですが、これからは《オレドラゴン》の完成を目指すデッキも見られそうです。
2.謎のブラック・ボックスパック注目カード
ここからは新弾で登場したカードたちの紹介です!
《その子供、可憐につき》
漫画「絶対可憐チルドレン」とのコラボカード。《その子供、凶暴につき》のSA付与範囲がコスト4以上と広くなり、あちらが登場した当時は存在しなかったマッハファイターもカバーしています。色も優秀で非常に統率者向けの1枚と言えます。《希望の守り手クラップ》との差別化が構築の際の鍵となりそうですね。
《引き裂かれし永劫、エムラクール》
EDHの原点、MTGから参戦した1枚。《天運ゼニスクラッチ》で捲るのを心待ちにしているプレイヤーの方も多いのではないでしょうか。
EXターンは残念ながら機能しませんが、SA付与で本家さながらの全体破壊を叩き込めます。
《ひみつのフィナーレ!》
通常環境ではループに使われる1枚。EDHにおいてはプレイヤーが多い分奪える相手の呪文も多く、蘇生や破壊のモードも美味しいといえます。《ドキンダム・アポカリプス》や《S級侵略アダムスキー》を活用したコントロールデッキでは《天気君》と同じく地味なデッキ破壊の面でも活躍できるとも言えるでしょうか。
《スパイク・スピーゲル》
統率者領域は手札以外のゾーンであるため、統率者指定で確定2ドローが狙える1枚。
《熱湯グレンニャー》の方が速度があり、こちらは2ターン目の動きが増える点が魅力でしょうか。
《Ulitimate Tatsurion》
海外版デュエマ「Kaijudo」から参戦した1枚。一見難しい進化条件もGRクリーチャーによって満たしやすくなっています。プレイヤー1人を確実に倒せる打点が生まれるのはもちろんのこと、他のプレイヤーの盤面にも豪快に触れる点が魅力です。
《ギガントウサギロボ・フューチャー》
5色コマンドと言う点で統率者適性がある上に、アタックトリガーで同じく5色の《愛の無限オーケストラ》に勝るとも劣らない踏み倒し能力を持ちます。
NEOクリーチャーは《グレート・グラスパー》や《気高き魂 不動》のような強力なクリーチャーに加え、《偉大なる魔術師コギリーザ》をはじめとしたキズナプラスによるコンボも魅力であり、先に挙げた《愛の無限オーケストラ》や《ガチャンコ ガチロボ》に似た効果ながらまた違ったデッキが組めそうです。
《百獣世界の探究者はじめしゃちょー》
優秀な種族と踏み倒し効果、《偽りの名ゾルゲ》を彷彿とさせるバトル誘発が魅力のカード。
《共鳴の精霊竜サザン・ルネッサンス》や《赤攻銀マルハヴァン》のようなカードももちろんのこと、ラスト・バースト持ちなどの自壊用、《無敵城シルヴァー・グローリー》や《精霊竜ライトデュエル》のようなバトルに勝つ効果と組み合わせると活躍できそうです。
《閻魔大王》
コスト5以上のデーモン・コマンドかつ墓地進化であり、赤黒や黒単での活躍が期待できる1枚。黒としては唯一のカード除去を持ち、裁きの紋章や城に対しても強く出れる点が魅力です。
《緊急プレミアム殿堂》
選択したカードを1ターンゲームから除外できる、《奇術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》以上に強力な使用制限をかける1枚。EDHにおいては使用可能なので危険なカードをどんどん消していきましょう!
《トミカタウン》
スピードアタッカー持ちにブロッカーと終了時アンタップを付与する1枚。
《その子供、可憐につき》や《永遠のリュウセイ・カイザー》などと組み合わせて攻守両用戦略が取れると言えます。
《その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!》
4000、アンブロッカブル、マッハファイターとメインデッキに入るマッハファイター群との差別化をはかりつつ、多くのサイキック呪文から出る点が優秀な1枚です。
《愛しい場所、マイカ・月ノ・ハルナ/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!》
3マナ3000ブロッカー。 3枚の中では一番堅実な能力であると言えますが、《アルプスの使徒メリーアン》と同じパワーラインながら攻撃も可能である点に時代を感じます。
《道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!》
《小結 座美の花》と同じ効果を持ちながら赤のヒューマイドであり、前者とは違い侵略元や進化元として出た後もゲームに影響すると言えます。
《STARSCREAM -ALT MODE-/STARSCREAM -BOT MODE- 》
通常環境でも話題を呼んだ超次元ゾーンから出る下バイク 。重量級の枠も多いEDHにおいて、GJにおける覚醒も魅力です。また攻撃された時の耐性も強く、場に残りやすい1枚と言えます。
《超魔界楼 ヘル・オア・ヘル/超・魔壊王 デスシラズ∞ 》
豪快な蘇生能力を持つ1枚。黒単であれば墓地20枚の達成も容易であり、蘇生できる範囲の大型を考えると《偽りの王ヴィルヘルム》統率などでも活躍できそうです。
3.番外編:EDH的面白カードで遊ぼう!
EDHの自由度は非常に高く、通常環境では使用を許されていないカードやトーナメントでは禁止されているカードも使って遊べるゲームです。
またしてもアカシックレコード様から失礼して、ここからはこちらの記述に則ったカード紹介です。
《「ライジンオー見参!」》
18人以上の交流会であれば耐性とバトル勝利の効果を持つ1枚。
対策として《「我」の頂エゴイスト》による年齢申告を行う戦略が流行りそうです。
《爆アド上振れヤッホー!》
パック系カードではあるのですが、シールドを山札に戻し、そのまま数が変動しない効果が独立している点から革命能力や盾回収として真価を発揮します。
対策としては《デュエ友こぞりて》や《禁賀新年》を用いて相手に強制的にパックを押し付けることでしょうか。できる人は限られると思いますが
《ナレーターの助》
待望のFT朗読系カードの新規。今回のBBPで《爆熱血ナレ太郎》もフレーバーがボリュームアップしましたが、こちらはジョーカーズかつアンブロッカブルである点から活用していきたいですね。
4.終わりに
まずは3ヶ月も感覚が空いてしまい大変申し訳ありませんでした。
BBPはかなり情報量が多く、実戦を経ての考察が必要なカードをを含めると非常に時間がかかってしまいました。
まだまだ謎の多いBBPですが、発見されていないコンボを見つけたり見れることもEDHの醍醐味です。
新弾のカードも徐々に判明しつつあり、今後も面白いデッキに期待が高まりますね!
それではまた次回、「切札×鬼札 キングウォーズ!!!」のプール考察でお会いしましょう!
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@Jokers_Jojojo