ジョジョジョ・メモリーズ

ジョーカーズと戯れる紙のオタクの日記

「鬼が出るか、要塞が出るか」DMEDHカバレージ・その2〜僕らの全力EDH!Vol.7〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

前回に引き続き、今回もDiscordでのオンラインEDHの模様をお届け!

今回は前回とは全く違う、ド迫力の攻防をお届けします!

それでは、僕らの全力EDHVol.7始まります!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

どうもShinです。前回と重なる部分も多いので、早速試合を見て行こうと思います!

 

 

1.第二試合・上〜卵が孵る時、世界は動く〜

(敬称略)

第二試合はTerryに代わり消し炭が参加し、ボム兵、ベータ、新田の4名で展開された。

それぞれの統率者から見て行こう。

先の試合、見事なデッキ破壊で勝利したベータの場には変わらず《零龍》が。

統率者は《漆黒の猛虎チェイサー》。赤黒統率者として墓地を肥やしつつ即ドローが狙える定番の1枚だ。

ボム兵《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》。前の試合での《希望の守り手クラップ》と変わらず攻撃的な赤黒緑3色の統率者のチョイスだ。

新田は九極天門に続き、これまた豪快な展開の狙える《竜のフレア・エッグ》。赤単のドラゴンの踏み倒し主軸のデッキであることが窺える。

今回の試合から参加した消し炭の統率者は《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》。ジョーカーズ軸でなくとも単体のスタッツとGR召喚効果で大きなアドバンテージを得られる1枚だ。

 

ダイスロールにより進行順はボム兵、新田、消し炭、ベータとなった。

《零龍》のドローからゲームがスタートする。

この試合においても2ターン目から動いたのはボム兵《再生妖精スズラン》を出し、ブーストをして幸先の良いスタートだ。

続く新田、消し炭がチャージのみで終える中、ベータは《チェイサー》を統率召喚。効果で墓地に送られたのは《BUNBUN・ヴァイカー》。スピードアタッカーを得た《チェイサー》で新田に一撃を加える。

トリガーはなく、そのまま迎えた3ターン目にボム兵《オットコマエ・ピーマン》を召喚。マナを入れ替えるとターンを返す。

新田は《フレア・エッグ》を出すかと思いきや手札から《龍世界〜龍の降臨する地〜》を展開。《フレア・エッグ》以上に安定した踏み倒しを狙う。

消し炭が《「Let it Bee!」》を唱えるのみで終えると、ベータは《ロスト・チャージャー》から《凶鬼09号ギャリベータ》を墓地に。消し炭に《チェイサー》で攻撃すると、ターンを返す。

ボム兵は5ターン目、《キリュー・ジルヴェス》を召喚。《ピーマン》で《チェイサー》を討ち取りマナを伸ばすと、そのままベータを攻撃し、何事もなく攻撃は通る。

《龍世界》を起動した新田が捲ったのは《メガ・デストロイ・ドラゴン》。ここで《龍世界》を犠牲にするのも惜しいと効果は使わず、《フレア・エッグ》を統率召喚してターンを終える。

消し炭は《超次元リュウセイ・ホール》を使い、《大地のリュウセイ・ガイア》を出す。《リュウセイ・ホール》と合わせて2枚のブーストを決め、7マナまで伸ばすと回収はせずにベータにターンを渡した。

ベータは《ギャリベータ》を墓地から召喚。復活の儀で《ボーンおどり・チャージャー》《熱き侵略レッドゾーンZ》を墓地に送り、《ギャリベータ》効果で《S級不死デッドゾーン》《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢》を落としてドローと順調に場を整える。

《ダンシング・フィーバー》を使用し更なるブーストを決めるボム兵。《キリュー・ジルヴェス》で消し炭のシールドに攻撃。ようやく見えたトリガーは《ハムカツ団の爆砕Go!》。3000以下破壊のモードを選択し、ボム兵は蘇生して再利用することを狙ってか《キリュー・ジルヴェス》を統率領域ではなくそのまま墓地へ戻した。

新田が再び《龍世界》を起動すると《アクセル・カイザー「迅雷」》が現れる。《フレア・エッグ》からは《仰天無双鬼セブン「勝」》が捲れ、一気に強力なドラゴンが場に押し寄せる。《ミスター・アメッチ隊長》を召喚すると、《鬼セブン「勝」》でベータに攻撃する。攻撃時効果でシールドから現れたのは《希望の絆鬼修羅》。参加者がどよめく中、ベータとのガチンコ・ジャッジ。《ジ・エンド・オブ・エックス》を捲るベータに新田は《超戦龍覇モルトNEXT》を捲る。ガチンコ・ジャッジを制した新田は《モルトNEXT》ではなく、《「必勝」の頂カイザー刃鬼》を回収。更なるプレッシャーをかける。ベータのトリガーは《最終龍覇ボロフ》。効果で《不死デッド55》を墓地に送り、《ボーン踊り》を回収した。《獄龍刃ディアボロス》を装備して処理を終える。

続けて《迅雷》でボム兵を攻撃した新田。しかしボム兵も《爆砕Go!》がトリガーし、《迅雷》をマナに送る。

攻めの手を緩めない新田は《アメッチ隊長》で消し炭にも攻撃する。消し炭も《クリスタル・メモリー》をトリガーさせ、手札を整える。

その消し炭は《ジョギラスタ》を統率召喚。新田にT・ブレイクをしつつマスターJGRで《シェイク・シャーク》《シャギーⅡ》を出す。しかし新田は《クリムゾン・ビクトリー》をトリガー。《シャギー》の回収は迷った末に見送り、《シェイク》で《鬼修羅》の動きを止める。

ベータは《龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》《禁断の轟速レッドゾーンX》を捨てると、《ディアボロス》を《破滅の悪魔龍ディアジゴク》に龍解。

《ボーン踊り》を唱えると《”轟轟轟”ブランド》《魔龍バベルギヌス》が墓地に。墓地の儀を使うこともできるが温存し、《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》を唱える。《ボロフ》に《銀河大剣ガイハート》を装備すると、《ギャリベータ》で《ジョギラスタ》に攻撃。《レッドゾーンX》、《デッドゾーン》と続けて侵略すると、《リュウセイ・ガイア》にマイナス9000を当て《ジョギラスタ》を封印した。続けて《ボロフ》でボム兵に攻撃した後《ガイハート》が《熱血星龍ガイギンガ》に龍解。消し炭にW・ブレイクをするも《父なる大地》がトリガー。《ディアジゴク》を除去し、《威牙の幻ハンゾウ》を場に出してターンを返す。

 

 

2.第二試合・下〜鬼の時間か、未来の一撃か〜

6ターン目、ボム兵も《ロスト・チャージャー》から《ギャリベータ》を墓地に送ると、鬼タイムで軽減された《鬼ヶ覇王ジャオウガ》を出す。これにより盤面は《ジャオウガ》と封印された《ジョギラスタ》を残し更地となる。新田の《鬼修羅》と《アメッチ隊長》のpig、ベータの破壊の儀が待機し、新田とベータがガチンコ・ジャッジ。《革命龍ガビュート》を捲ったベータに対し、新田が捲ったのは《ネクスト・チャージャー》。新田は諦めず、《アメッチ隊長》の効果で《紅神龍バルガゲイザー》を場に出す。破壊の儀でベータが回収したのは《オブザ08号》。各プレイヤーが処理を終えた後、ボム兵はターン中耐性を持つ《ジャオウガ》を生かし、《母なる紋章》で場を減らすことなく《ルギヌス》を出す。その効果で墓地の《キリュー・ジルヴェス》を蘇らせると、状況の確認を行う。

現在ベータと消し炭の手札が9枚、新田が7枚。ベータと新田はマナ6枚に対し、消し炭のマナは8枚、ボム兵は9枚。シールドはベータ、ボム兵が3枚なのに対し、消し炭と新田は2枚。

ボム兵は新田に《ルギヌス》で攻撃し《ギャリベータ》を蘇生。そのまま新田にダイレクトアタックをすると、《革命の鉄拳》のみしか備えていなかった新田はここで脱落する。

《ジルヴェス》でベータに攻撃すると《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》がトリガー。《ルギヌス》を破壊する。

 

消し炭のターン。《ストンピング・ウィード》から動き始めた消し炭は《アルティメット無法伝説》を山札の上にセット。ここまでのチャージからも重量級の呪文が多く見え、呪文踏み倒しの術として消し炭が繰り出したのは《紺碧術者フューチャー》。すかさず《ジャオウガ》に攻撃し、《無法伝説》を唱えると∞・ブレイカー、∞パワーアタッカー、バトルに勝つとアンタップする文字通りアルティメット《フューチャー》が誕生する。

《フューチャー》で《ジルヴェス》を仕留めつつ《目的不明の作戦》を捲り、《爆砕Go !》で《ジョギラスタ》も封印を解かれ戦線に復帰する。

フューチャーの攻撃はまだ止まらない。今度はボム兵自身を攻撃すると、捲れたのは《インビンシブル・フォートレス》。シールドを焼き尽くし、ボム兵にダイレクトアタックが通る。

《ジョギラスタ》はタップ状態で封印されていたので攻撃できず、消し炭はターンを返す。

《フューチャー》の猛攻を躱したベータは11枚の墓地を見て意気揚々と《暴走龍5000GT》《百万超邪クロスファイア》を展開し、《インフェルノ・サイン》を唱える。《最終龍覇ボロフ》を蘇生。《ガイハート》を装備し、念には念をと《ハンゾウ》を回収した。《クロスファイア》が《ジョギラスタ》を討ち取る。《ボロフ》で《デッドゾーン》に侵略してブレイク。《ガイギンガ》が龍解すると、そのままダイレクトアタックを決めた。

 

勝者:ベータ

 

3.Special thanks&デッキ紹介

消し炭さん(Twitter:@barrel_S2CA)

ご本人コメント「おんせん県でDMEDHをしている者。盾は焼け、呪文はパクれがモットー。」

「DMEDHをする人たち」のメンバー。

第二試合にのみでしたがご協力いただきました。ありがとうございます。

使用デッキ:《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》統率(の皮を被った《紺碧術者フューチャー》統率タッチ緑)

f:id:Shin_Jokers:20200908155928j:plain

 

以下の皆様には2試合続いてご参加頂きました。ご協力頂き本当にありがとうございました。

(皆様のご紹介は前回の記事でも行いましたので割愛させていただきます。)

ベータさん(@wa2saekano)

使用デッキ:《漆黒の猛虎チェイサー》統率赤黒墓地侵略

f:id:Shin_Jokers:20200908160054j:plain

 

 

新田さん(@ITKnittaarata)

使用デッキ:《竜のフレア・エッグ》統率連ドラ

f:id:Shin_Jokers:20200908161350j:plain

 

ボム兵さん(@Bomuhei0818)

使用デッキ:《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》統率メガメイキング


f:id:Shin_Jokers:20200910181941j:image

 

 

 

 

 

 

 

 4.終わりに

いかがだったでしょうか。前後編共に大変熱く盛り上がった試合が多く、観戦しながらも興奮し続けた2試合でした。

重ねてご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

試合自体も今回のカバレージ作成も大変面白く、また機会がありましたら今回ご都合が合わなかった皆様の試合も是非是非観戦したいと思います。またサーバーでのゲームにも私自身の都合が合えばどんどん参加させていただこうと思っています。その時はどうぞよろしくお願いします!

 

・第二試合の感想

第一試合とは一転して全プレイヤーが序盤から火花を散らす熱い展開でした。

《龍世界》《フレア・エッグ》の二段構えからの猛攻に始まり、《フューチャー》による呪文乱打からの大立ち回りは見ていても圧巻の一言でした。

《鬼ヶ覇王ジャオウガ》は個人的にデッキ収録の《鬼ヶ鬼ジャオウガ》の蘇生能力に注目してあまり注視していなかったのですが《アポカリプス・デイ》さながらの豪快な除去が飛ばせ、耐性持ちのアタッカーとして機能する強力な1枚という印象を受けました。

クロニクルデッキの新規では《リュウセイ・ガイア》はもちろんのこと《最終龍覇ボロフ》も活躍していました。トリガー持ちの墓地回収とドラグハートによる拡張性には今後も期待が高まります。

 

 

・DMEDHのカバレージについて

実は以前ブログでの告知を行ったように、半年ほど前にも交流会にて対面でのカバレージ作成を試みました。しかし通常の2人対戦のカバレージとは全く異なり、4人それぞれの情報を全て記録するには2人以上でのメモの作成もしくは映像での並行しての記録を行わなければプレイを中断せず正確に記録することはできないといった感触でした。

ではなぜカバレージという方法を選択したのか。その背景にはDMEDHの試合時間自体が平均して30分〜1時間ほどとかなり長く、動画という方法では見やすくする為に途中で編集を加えると何が起きていたのかわかりにくくなってしまう、という点にあります。

バレージにおいては大まかなゲームの動きや、EDHの最たる特色であるヘイトの推移による駆け引きもより体感しやすいのではないかと考え、今回実際に挑戦してみました。しかし各ターンのマナチャージや手札の正確な情報は(私自身の技量不足もあるとは思いますが)どうしても犠牲になってしまったので、今後改善策を編み出せればと感じました。

オンライン上であればカバレージの作成においても撮影機器を用意することなく手元の端末の機能を用いて録画できること、またオンライン上では交流会以上にデッキの傾向やプレイスタイルに幅が生まれ、DMEDHのゲーム観をより伝えられるのではないかと考え企画を発案しました。ちょうど構想を練っていたタイミングでDiscordでカメラを使用していないユーザーの画面を非表示にできるようになり、「今しかない!」と実行に移しました。

ただこの方法も、今回途中で自分自身がネット回線が切れて録画が中断してしまったり、対戦者の方の回線落ちということも考えられるため今後も「記録」の観点には課題が残ります。

 

総じて課題もあれば成果もあるという良い状態で終えられたように感じます。

この記事を通して、普段からプレイされている方の刺激や「DMEDHというゲームがどういったものなのか」という外観が普段EDHをプレイされていない皆様にも伝わっていたのなら幸いです。

長くなりましたが、ここまでお付き合いいただいてありがとうございました!

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

記事に関して何かありましたらTwitter(@Jokers_Jojojo)までお願いします。