ジョジョジョ・メモリーズ

ジョーカーズと戯れる紙のオタクの日記

零になったジョラゴンを超えろ!〜僕らの全力EDH!Vol.1〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回からの新シリーズ、「僕らの全力EDH!」

基本の内容はこの2つ!

・隔月新弾から注目カードのピックアップ

・読者の方から募集したデッキの解説

それではさっそく第1回、行ってみましょう!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

シリーズ化するとモチベになりますよね。できてないだろ

どうもShinです!

 

ついに発売された新弾「超超超天!覚醒ジョギラゴンvs零龍卍誕」!

はやくも《零龍》と《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》に注目が集まる中、新規制も発表され盛り上がるEDH。興奮冷めやらぬ今だからこそ、ホットなカードに注目していきましょう!

 

 

禁止リスト改訂の感想

dm.akrecord.com

 

新弾から《ブルックス・ザ・シルバー/ザババン・ライト》が禁止、《銀河最終形態 ギラングレイル》が2色制限に、既存カードから《ジョット・ガン・ジョラゴン》が禁止、《MEGATOOON・ドッカンデイヤー》が2色制限となりました。

やはり大量GRは良くないという印象ですが、個人的にはジョーカーズに2種類も規制が増えたことに驚きです。

《ジョット・ガン・ジョラゴン》は文字通りデッキに搭載できる枚数が零になってしまった訳ですが、まだまだジョーカーズの底力は衰えません。

通常環境でもそうですが、こうして規制があるとメリハリが生まれてデッキ構築のしがいがありますね。使えなくなるカードが多くなるのは悲しいことですが、その分新たなカードと出会える可能性が増える、と捉えていきたいものです。

 

各カード解説

ブルックス・ザ・シルバー/ザババン・ライト》

新弾からの禁止入り。《強奪者テラフォーム》や《倍返しアザミ》を彷彿とさせる常在のブースト効果を持つクリーチャーであり、ジョーカーズである点や呪文面も合わせて仮に使えていたとしたら強力な1枚であっただろうという感想を受けます。

 

《銀河最終形態ギラングレイル》

新弾からの2色以上制限。《甲型龍帝式キリコ3》やそのほかの呪文踏み倒しによって《BAKUOOON・ミッツァイル》顔負けのGR召喚を可能にする1枚。大量GRはEDHにおいては言わずもがな強力であるため、後述の《MEGATOOON・ドッカンデイヤー》の例を含め、使えていた場合強力なカードであったと言えます。

 

《ジョット・ガン・ジョラゴン》

今回からの禁止入り。私個人で言えば一つの時代の終わり、と言えるカードです。

その強力な登場時コピー効果と打点生成力故、ジョーカーズデッキのコンセプトとも言える1枚。赤単の《アイアン・マンハッタン》で超打点と召喚制限を叩き込む時代に始まり、《「逆相」の頂オガヤード・スンラート》と《最終兵ッキー》、《超ド級テンクウオー》によるジョーカーズのcip連打を挟みながらの連続攻撃、《日曜日よりの使者メーテル》と組み合わせた過剰なドローによる制圧、《ルナー・クロロ》と組み合わせた連続攻撃と挙げればキリのないカードです。強力でありながらゲームを盛り上げてくれたジョラゴンには心からお礼を言いたいですね。ゲームとしては3色ジョーカーズの《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》統率で運用できていれば今まで以上に強力だったのですが、竜騎士が従えるのはもっと強力なドラゴンということなのかもしれません。

 

《MEGATOOON・ドッカンデイヤー》

今回からの2色以上制限。《BAKUOOON・ミッツァイル》に並ぶ大量GR召喚が可能であり、《アクア・メルゲ》と組み合わせた最大GR召喚が印象的です。

マナドライブによるGR召喚自体のパワーの増加、手札を捨てるだけで良いと言う条件の簡単さからミッツァイル規制以降は強力さがより目立っていた印象です。

 

 

新弾カードピックアップ解説

《神楯と天門と正義の決断》

コスト制限がないブロッカー踏み倒しが光る1枚。《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》や《歴戦の精霊竜カイザルバーラ》などを初めとした踏み倒し持ちのブロッカーを出して展開していきましょう。

 

《不朽音奏トロンベルト》

耐性持ちブロッカーでありながら後続の展開も担える1枚。EDHに置いては耐性持ちブロッカーは長く残れるので、通常ルール以上に展開を狙えます。攻撃にも参加できるのが優秀ですね。

 

《音奏サプラクション》

GRクリーチャー3体で全体にアンタップ制限をかけられるカード。

EDHにおいてこの手の制限カードは良いスパイスとして機能するので《音奏ハイオリーダ》統率などで活躍しそうですね。

 

 

 

マザーブレイン

大型のシステムクリーチャーとしては屈指のカードパワーを持ちます。EDHにおいて場に残るだけで効果を発揮するカードは強力であり、このカードは耐性もある為場に残りやすい点が優秀です。踏み倒す呪文としてはコスト制限がなく《サイバー・ブレイン》や《知識と時空と流転の決断》、《フェアリー・シャワー》のようなエンジン、《テック団の波壊Go !》、《英知と追撃の宝剣》のような除去までと選択肢は多岐に渡ります。オーラの踏み倒しでは《IXI ヤマイオン》などを移動させて更なるGR召喚を狙う運用なども狙える注目の1枚ですね。

《零龍》

間違いなくEDHを変えた1枚。4種類の儀も達成しやすく、専用構築はもちろん墓地利用色の強いデッキであれば問題なく入り、《終焉の禁断ドルマゲドンX》のようにデッキ構築に制限をかけない点から発売直後の交流会から多く見ることができました。特筆すべきはその耐性と圧倒的な打点ですが、使用するプレイヤーにはヘイトが集中するため安易に卍誕させづらい点もあります。今後の動向も含め注目が必要です。

 

《絶望と反魂と滅殺の決断》

墓地から唱えられ、4以下2回蘇生が非常に強力な1枚。同弾の《アドレック・ワークマン/バイス・スクラッパー》をはじめ、《白骨の守護者ホネンビー》や《堕魔 ヴォガイガ》でさらなる墓地肥やし、《闇の破壊神ゼオス》、《轟音ザ・ブラックV》《天災デドダム》のようなカードで次に繋ぐ、と言った使い方もあり間違いなく強力な1枚です。

 

《帝神龍ティーゾリス》

pigを2回使えるカード。自身の軽減も強力ですね。《鎧亜の深淵パラドックス》や、《メガ・メイキング・ドラゴン》のようなカードと組み合わせてコンボが生まれそうです。特に《メガ・メイキング・ドラゴン》メインのデッキでは自身のコスト軽減から《爆竜兵ドラグストライク》に繋がり、呼べるドラゴンの範囲も多くデッキのコンセプトになりそうです。

《“極限駆雷”ブランド》

GR召喚する度に味方を軽減し、自身のアタック先を変更させないため確実なドローが狙える統率者向けのカード。ビートジョッキーの統率向けカードは種類も多いため、デッキビルディングのしがいがありそうです。

《パンオク・ロック》

《再生妖精スズラン》に似た効果を持ちながらGR召喚をしつつ、GRクリーチャーを展開すると自身の打点が跳ね上がる1枚。4ターン目の動きを増やしつつ比較的簡単に作れる打点でもあるのでジョーカーズ以外でも注目の1枚ですね。

 

《oθ チェスナッツ》

今弾最便利カード。《一挙両得マクノカ&ヌクノカ》に似た効果ながら2000以上のクリーチャーが場に出る点が非常に優秀です。オーラデッキに限らずGRを採用する緑入りのデッキでは初動の増量となります。

 

多色

《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》

ジョーカーズ以外でも活躍の機会が非常に多く、今弾の最注目カード。3色統率者として運用すると攻撃の度にGR召喚とドローが可能であり、マッハファイターか3打点を即座に通せる破格のスペックを持ちます。各ターンのブレイク置換もターンが多いため発動しやすく、ブレイク時のGR召喚効果と合わせて圧倒的な展開が可能です。殴り返しや除去もし辛い15000のパワーを含めて場に残りやすく、出してしまえば一気に1人の退場まで狙えます。

 

《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・チェイン》

《MANGANO-CASTLE!》内蔵ジョーカーズ。赤緑統率では確定の3面展開と2打点以上の生成が非常に強力ですね。Jトルネード持ちとも相性が良く、《無限合体ダンタルダ》や《せんすいカンちゃん》のような強力な効果を持つカードとは通常以上に噛み合いそうです。呪文面の攻撃誘導でも状況次第では有利になりそうです。

 

《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》

全体タップを持つブロッカーのドラゴンであるクリーチャー面もさることながら、通常環境でも注目されるコスト7以下のクリーチャーを踏み倒す呪文面が強力です。この効果で出しても手札に戻らない《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》や、 《魔龍バベルギヌス》《青狼の始祖アマテラス》などの効果を再利用したりと活用法は多岐に渡ります。

 

《堕落の覇王シャークウガ/闇の魔改造

カード除去であり、封印を最大3枚剥がせる1枚。《ドルマゲドン・ビックバン》や《ドキンダム・アポカリプス》で相手を除去しながら自分だけ封印を外す、相手の場のフィールドやクロスギア、自分の進化クリーチャーも剥がせるのでコンボの組み甲斐がありそうです。

 

《イルフィン・ザ・シルバー/メラメラ・チェイン》

呪文軽減効果とアタック時のドローから統率として運用したい1枚。

呪文面の《“轟轟轟”ブランド》を思わせる除去も強力です。

 

《アドレック・ワークマン/バイス・スクラッパー》

常在効果かつ条件が簡単なハンデス効果のクリーチャー面を持つ1枚。EDHにおける常在効果は強力であるというのはもはや言うまでもないでしょう。《霞み妖精ジャスミン》のような効果と組み合わさる点や、無月の大罪などとの相性も良く、場に置くだけで名前の通り仕事をこなしてくれます。

GRクリーチャー

《静止TB-30》

自壊して《勝利のプリンプリン》効果を3体に付与するクリーチャー。

《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》などのトリガーGR効果からも、自分のターンのGRでめくれても強くコントロール色の強いデッキでは多く見そうです。

 

《ホエル・デージェ》

豊富なドロー手段のあるEDHではデメリットの少ない2打点とも言える1枚。元のパワーも高くオーラによる強化元としても運用できそうです。

 

《ヨミジ丁-二式》

目を疑うような強力な効果を持つ1枚。自壊して文明制限のない8以下の非進化クリーチャーかオーラを呼び出せます。《偽りの王ハチャトゥリアン》や《龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》などを絡めた展開を狙える点が優秀です。

 

 

《クリスマⅢ》

GRゾーンから出てくる《白米男しゃく》とも言えるカード。今弾のマナ回収カードはどれも強力ですね。緑入りのデッキでGRを採用する意味とも言えそうです。

 

《The ジョギラゴン・アバレガン》

超超超天フィーバーが想像以上に達成しやすい印象です。初期盾の多いEDHでは序盤に捲れた場合のブレイク効果もデメリットとしては薄く、

後半にかけて凄まじい打点を生み出します。

 

 

《ボボボ三坊主》

個人的にかなり強力な1枚。GRの操作を行える1枚であり、《天啓CX-20》、《マリゴルドⅢ》《ダダダチッコ・ダッチー》などをセットしておく、《BUNBUN・ヴァイカー》統率で呼び出すGRを固定できるなど12種類の中から狙ったカードを持って来やすくなる点で非常に優秀な1枚です。

 

注目既存カード解説

《怨念怪人ギャスカ》のポテンシャルは止まることを知らない!

トーナメント環境でも猛威を振るう《怨念怪人ギャスカ》。

EDHにおいてももちろん強力であり、特に統率領域におけば手札の儀を初ターンに達成しつつ次のターンからの統率ドローが可能になる1枚です。

同様の効果を持つ《虚構の大富豪ラピス・ラズリ》はデーモン・コマンドを持ち打点もパワーも高いので、速度に寄せるなら《ギャスカ》、安定性を取るなら《ラピス・ラズリ》と言えるでしょうか。

先に述べた通り、《零龍》には非常に広い構築の幅があるのでこれ以外の統率者であっても見る機会はますます増えそうです。

 

《The ジョギラゴン・アバレガン》を支える無限のジョーカーズたち!

《ジョット・ガン・ジョラゴン》を失いはしたものの、《The ジョギラゴン・アバレガン》に加え《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》や各種シルバーも加わりまだまだジョーカーズは止まりません。

その中でも注目の2枚を紹介していこうと思います。

 

《無限砲アリゲドドンガ》

相手ターンの始めにGR召喚するため、場に残る限り最大3回のGR召喚が可能な1枚。

《全能ゼンノー》が捲れるだけで相手の動きを止められる他、《バイナラシャッター》での除去も狙え、単純な打点の増量としても強力です。《エモG》とこのカードが並ぶと毎ターンGR召喚をし続けることができます。

 

《あたりポンの助》

通常環境でも注目される《めっちゃ!デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》と同じく能力の無視により《零龍》対策になる1枚。《斬隠オロチ》などのシノビも見れるようになるので、EDHではこちらの方が活躍の幅が広いと言えるでしょう。

 

 

「俺のデッキを見てくれ!」

「デッキは持っているんだけど、なかなかじっくり紹介・解説するまではできない…」という方へ。その役目、私が引き受けましょう。

ということで前代未聞の試みですが、読者の皆様から募集したデッキを解説するコーナー「俺のデッキを見てくれ!」さっそく始めていきたいと思います。

 

応募者:ジャック@250さん(Twitter:@mj_sterdust)

 

f:id:Shin_Jokers:20191225143202j:plain

 

f:id:Shin_Jokers:20191225143252j:plain


 

《機動基盤コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》統率青緑呪文コントロール

 

 

f:id:Shin_Jokers:20191225171731j:plain

 

基本の動きは画像に示したとおり、《機動基盤コア・キャリバー》による呪文軽減でアドバンテージを稼ぎつつ、GRクリーチャーを展開。それに《宇宙タコンチュ》によるコマンド付与を合わせ最後は《S級「宇宙」アダムスキー》と《天地鳴動バラギアラ/天上天下輪廻独尊》によるデッキデスでフィニッシュする、というもの。

そこに《C.A.Pアアルカイト》のターン中止効果や《「戦慄」の頂VAN・ベートーヴェン》や《黒豆だんしゃく》も合わせて勝ちに行くリストですね。

《斬隠オロチ》や《知識と時空と流転の決断》などの青緑らしいトリガーも多く、ここから組み始めても良いかもしれません。

 

終わりに

駆け足になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

これからますますEDHを盛り上げて行こうと思うのでまたよろしくお願いします!

 

以下、宣伝と募集です!

【宣伝】C97 「週末の統率者」様寄稿記事「ジョーカーズと振り返るEDH備忘録について

今回縁あってサークル「週末の統率者」様に記事を1つ寄稿させていただきました!

こちらのツイートの目次にもあるように「ジョーカーズと振り返るEDH備忘録」がその記事になります。

内容としましては

・ジョーカーズのDM〜超天編までの3シリーズのプールまとめ

・新DM以降の新種族や新カードによるゲームの変化

・3シリーズの注目のカードについての解説

という形になっております!

(今回の新弾・新ルールは残念ながら間に合わずこのような形になってしまいました…)

気になった方は

C97 2日目(日曜日)南2ウ40b

 にてお求めください!

C97 2日目(日曜日)南2ウ40b

 です!よろしくお願いします!

 

【募集】「俺のデッキを見てくれ!」について

 

今回は応募していただいた、と書きましたが厳密には要望されて書いたものです。

次回以降、EDHのデッキをもし紹介してもらいたいな…ということがありましたらどしどしご応募ください!

TwitterのDMの方にてお伺いさせていただきますので、こちらの設定上DMをお受け取りする関係上フォローの方もよろしくお願いします。(記事化して以降に外していただいて結構です。)

その際「デッキリストが画像として全てのカードが判別できる状態のもの」もしくは「DMVaultハッシュ」などでお送りいただけますと非常に助かります。

ガチャログやその他デッキ編集ソフトのスクリーンショット等ですと見辛いほか記事にアップすることも難しくなってしまう為、ご遠慮いただけますと幸いです。

 

それではまた次回、謎のあのパックのプール考察記事でお会いしましょう!

記事に関して何かありましたら私のTwitterまでお願いします!

 

@Jokers_Jojojo